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東日本大震災の発生と同時に、
放射能汚染地域や津波被災地に入って目にした事実をネットで配信し続けた、
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)のフルカラー写真集。
大津波の被災地や放射能汚染の現場にいち早く飛び込んだ写真家たちは、
全村避難の飯舘村住民の心にも寄り添いながら報道を続けている。
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会 (編集), 國森康弘 (写真), 小林正典 (写真), 桃井和馬 (写真), 山本宗補 (写真), 綿井健陽 (写真), 権徹 (写真), 佐藤文則 (写真), 豊田直巳 (写真), 野田雅也 (写真), 古居みずえ (写真), 森住 卓 (写真)
震災被曝の状況を日々の生活の中への影響がどうであったのかを目に見えるもので訴えること。
もっと広めていきたい本です。
『3・11メルトダウン』は、多くのマスメディアが報道しない大津波と核汚染の現場を報道した良書です。
これから100年のうちにこの核汚染の被害がじわじわと波が満ちていくようにおしよせてくるでしょう。
チェルノブイリ原発事故などの歴史を紐解くことで予測できるでしょう。
では今日本人、そして世界中の人々が、何をすべきか大いに議論し、行動していかなくてはなりません。
福島原発事故によって今、日本は世界中の核の歴史から迅速に学び行動しなくてはならない。
原爆も原発も人類のコントーロールしてはならない不要の産物だという自覚が必要だ。
そういう意味でこの『3・11メルトダウン』は、まずこの世界を直視するための手段でもあります。
ぜひこの本を手に取ってほしい。
そしてあなたの心が動く時にこの世界も動きだすことを自覚しよう。
もう誰一人として無関心な世界の孤立をうみだしてはいけないのです。
他のマスコミと違い被災者と共に過ごした写真家の写真も掲載されています。
いつも遠慮がちに写真を撮っていました。
津波被害と違い放射能で汚染された村の光景は普段と変わらないものですが
人の顔を通じて放射能の存在、恐怖は充分伝わると思います。
おそらくこの本以外ではそれを感じることはできないと思います。
ぜひお勧めします。
JVJA会員の方たちが震災直後から現地入りして取材を重ねた中で厳選されたお写真で構成されたフォトルポルタージュです。
解説を必要としないくらい写真が語っていて、今回の震災の実像に迫った迫力あるお写真がたくさん収録されています。値段以上の価値がある充実した内容です。買って損はしないと思います。
収録されている「緊急座談会」では会員の方たちが一人の人間として、ジャーナリストとしてこの非常事態にどのように向き合っていくかということを強く意識していらっしゃること、この震災を過去のものにしないように活動していくこと、活動を通じて考えた社会のあり方について語っています。そこには日本のマスコミが忘れてしまったジャーナリズム精神を見て、この写真集は多くの方に是非手にとってほしいと思いました。そして、次の世代にも伝えていくべき一冊だと思いました。